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価格帯別出来高で株価を読もう

価格帯別出来高で多くの投資家が取引をした価格帯を知ることで、
将来の株価の上値抵抗と下値支持水準が分かります。

価格帯別出来高とは、価格帯ごとの売買の多さが分かるものです。

SBI証券のチャートで見るには、多機能チャートというところで選択する必要がありますが、
一般的にはチャートの右側か左側に価格帯ごとに棒グラフで表されています。

現在の日経平均で見ると9,500円を越えた辺りの売買が多くなっています。

価格帯別出来高を見る際のポイントは二つです。

?売買の多い価格帯を把握する。

?現在の株価と価格帯を比較する。

株価の動きとしては、売買の多い価格帯が9,500円であった際に、
現在の株価が9,700円であれば、株価が下落した際に9,500円で、
反発して上昇することが多くなります。

なぜかというと、9,500円に近づくと多くの投資家が前回に売買した水準に近づくことで、
「この水準になれば前回に儲けた割安水準だから、また株式を買えば儲かるぞ」と思って、
株式を買うため、下値の支持線となります。

逆に現在の株価が9,300円だと、9,500円に近づいてくると株価が反落することが多くなります。

なぜかというと、9,300円では含み損を抱えていた投資家が、
9,500円になることで損失が解消されるので、このタイミングで売っておこうと思うからです。

しかし、上記の売買の多い価格帯を突き抜けることもあります。
その場合には株価が急上昇もしくは急落することがあるので注意してください。

価格帯別出来高を見ることは、比較的簡単ですので株価判断に有用ですが、
他の指標と組み合わせて株価を読むように気をつけてください。
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Author:よしちん00
とある会計士です。株式投資初心者のために記事から、投資情報を書いていきます。私のやる気を出すために拍手ボタンを押してください(笑)

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